これはなに
よく初心者から「ホットバーとかUIどうするのがオススメ?」と聞かれるので、自分の設定をまとめたもの
マウス+キーボード勢なのでパッドの設定には詳しくない
はじめに
HUD設定の基本方針は以下の通り
- 自分がしっくり来る設定が一番良い(万人にベストな設定はない)
- 敵の詠唱バーはとにかくデカくして見やすい場所に置こう
- 自分にかかったバフ・デバフも見やすくしよう
- リキャスト監視用のホットバーを用意しよう
- 共用ホットバーを使い分けよう
特に1番目は大事で、オススメHUD設定を調べたら千差万別すぎて混乱する初心者は多い。使っているデバイスなどの前提がそもそも全員違うため、自分のスタイルに近い人の設定をいくつか参考にしながら、自分好みのUIを作り上げていこう。
環境
キーボード
REALFORCE。特にゲーム的なこだわりで用意したわけではなく、左手が届く範囲(数字1~4やCtrl, Alt, Tab, Spaceなど)しか使っていない。今更ではあるが、ゲーム用にするにはキートップが流石にデカい気がする。
マウス
Logicool G604。もう生産終了していて互換性のある機種もなくて、世界から消えたら私も消える。
私はお手々が小さい上にマウスを浅く握るため、ボタンがめっちゃ多いマウスを採用しても指が届かない。このマウスもサイドに2*3ボタンついているが、三列目(指先側)のボタンは基本的に押さない運用。
HUD解説
①ウェポンスキル・魔法用ホットバー(キーボード操作向け)
普段から多用する、GCDが回るスキル・魔法はこのキーボードで操作する用のホットバーに配置している。キーアサインは以下のようになっており、どれもWASD移動をしながら押せるようになっているが、カメラワークの工夫が要るパターンもある。
[ Alt + 1][ Alt + 2][Alt + 3] [Alt + 4] [Ctrl + 1][Ctrl + 2][Ctrl + 3][Ctrl + 4] [ 1 ][ 2 ][ 3 ][ 4 ]
Alt部分はわりとスペースが余るので、アビリティがお邪魔してる場合が多い。DPSだと範囲コンボを置いてたりする。
②③④アビリティ用ホットバー(マウス操作向け)
アビリティやたまにしか押さないウェポンスキル・魔法は、この一段小さなホットバー3つに配置し、マウスのボタンで押している。②がマウスボタンを素で押したとき、③がCtrl+マウスボタン、④がAlt+マウスボタン担当。②は素早く押せるので、迅速魔や移動アビリティを置くことが多い。
画像中にリポーズを置いている位置(とその下)は、前述した指の届かないサイドボタンがアサインされていて、滅多に使わないものやIDでしか使わないもの(範囲版のゲージ技とか)用の流刑地になっている。各最上段にはキーをアサインしておらず、マウスクリックで事足りるボタンを置いてたり、廃止されたアビリティを記念に飾ってたりする。
なお、戦闘中にここを見ることはほとんどない(コンボが今どこか忘れたときくらい)。リキャスト状況は次の⑤で確認している。
⑤リキャスト監視用兼手押しホットバー×2&ジョブHUD
使うためではなく、リキャストやジョブ専用ゲージなどの状況を見るための領域。手押しする戦闘用マクロや薬もここ。左上にアセンド(蘇生魔法)が入ってるのは、個人的に蘇生だけは事故が起きないように手押ししているため&GCDの回っている状況を見るため。
私は画面の中央から左円周に情報を集約していて、その最たるものがこの監視用ホットバー。いちいち画面下の②③④を見ていると、ボスの動きや詠唱を見逃す可能性があるため、見る必要があるものはここに落ち着いた。
「そもそもマクロって何?」って人はこの辺を読んでください
⑥敵詠唱バー
詠唱バーは見やすいところに置いてクソデカにすべし。古事記にもそう書かれている。これがあるかないかで生存率が3億パーセントほど変わってくるので、今すぐ設定しよう。
デフォルトだと詠唱バー(正式名称「ターゲット情報:キャストバー」)は、HP及びバフデバフと共にターゲット情報にまとめられているため、個別HUD設定で分割表示をしよう。
⑦敵HPと敵バフデバフ
⑥で分割した残りはここ。この2つも分割されているので離して置くことはできるが、昔からの名残でまとめて置かれている。ギミックで敵にバフがついたときにぱっと分かるようになっている。
また、キャラクターコンフィグ>ユーザーインターフェース設定>HUD>ターゲット>「選択対象のHP比率を表示する」をオンにするのもオススメ。
⑧自分のバフデバフ
左側がバフ、右側がデバフ。これも「ステータス情報」に最初はまとめられているので分割しよう。
バフはともかく、このゲームはデバフがついたことに気づかないと一生殺されることもあるため、特にデバフは確認しやすい場所に置いておくと良いとされている。デバフの秒数を確認して動きを決めるギミックも多数存在するので、高難易度に興味がある人は早い内から慣れておこう。
なお、分割したときの「その他バフ」は常に見る必要はないので、画面右下に追いやっている。
⑨各ジョブ向けフリー枠ホットバー
PTメンバー指定でアビリティを使うマクロなどを置いておく場所。占星の場合、攻撃バフカードを配るためのマクロが並んでおり、他ジョブだと対象指定ブリンクマクロが置かれていたりする。PTリストと位置を合わせる機能は残念ながらないので、満足行くまで調整して欲しい。
⑩個別コンテンツ向けマクロ用ホットバー
コンテンツによっては戦闘中にチャットを流してカンペとしたり、ターゲットマーカーをつけたりすることもあり、基本的にマクロを手押しするのでここに置いてある。高難易度でも一部でしか使わないので、用が済んだら空っぽになる(予定)。
⑪汎用マクロ用クロスホットバー
実はマウス+キーボード操作でもクロスホットバーを表示することは可能で、11番目のホットバーとして使うことができる。もちろん手押し前提だが、16個も配置数が増えるので地味に便利。ここ半年で使い始めたもので、可能性をかなり感じる。
⑫共通ホットバー×2
ギアセットとかマウントとかテレポとか置いてる場所。共通ホットバーにしているので、どのジョブでも使うものが並んでいる。これも全て手押し。
共通ホットバー設定をいじると、各ジョブでのホットバーが空になったり潰されたりするので、考えた配置を実際にする前に共通ホットバー設定を済ませておきたい(キャラクターコンフィグ>ホットバー設定>共有)
まとめ
何度も言うが、HUDは本当に千差万別なので、自分好みの設定を頑張って見つけて欲しい。それでも、せめて敵詠唱バーはクソデカにして欲しい。これだけは真実を伝えたかった。
文中のスクショ諸々:© SQUARE ENIX